唐津のお店を食べ歩き、持ち帰り。

唐津にある飲食店、テイクアウトのお店で食べたものをレビューするそんなブログ

分厚いネタが売りの寿司屋 真茂寿司の特上寿司(2500円)

f:id:akitose:20210203222906j:plain

店名:真茂寿司

住所:佐賀県唐津市湊町290−4

番号: 0955-79-0133

時間:12:00~20:00

定休:火

駐車:有

 

 

 

【お店の紹介】

 湊公民館の近くにあるお寿司屋。表道路からみて住宅地のなかにある店舗で看板もお店の前にまで来ないとわからないところにあり、お店の外観も昔ながらの戸建てで回りも似たような建物が多いため、少し迷うかもしれません。駐車場はお店のすぐ近くに専用駐車場がありますが、斜め停めをするタイプで5~6台程度しか停めれません。

 店内は襖で仕切られた座敷が二部屋。お店の真ん中に大きめの生け簀があり、カウンターもあります。思ったよりも店内は広めでした。

 

f:id:akitose:20210203223610j:plain
f:id:akitose:20210203223625j:plain
f:id:akitose:20210203223650j:plain
f:id:akitose:20210203223825j:plain

 メニューは刺身系にお寿司。サイドメニューで天ぷらやあら煮といったお寿司店ではよくあるメニューがメインで、唐揚げやフライ系の揚げ物や肉系はないようです。定食もあるようですが、内容はその日次第という日替わりオンリー。定食の内容については店外に掲示してあるわけでもないので、店員さんに聞かないとわからないです。

 

 

【料理の紹介】

 今回は特上寿司を注文。2500円はなかなかにつらいけど、たまのぜいたくくらいせねばつらい。

f:id:akitose:20210203222941j:plainf:id:akitose:20210203223003j:plain

 特上寿司を待っていると前菜が登場。黒豆・厚焼き玉子・おからの3種類で素朴な味でした。厚焼き玉子は結構甘めの味付けです。さらにキッシュと巻きずしも登場。巻きずしの中身はツナかな?

f:id:akitose:20210203223115j:plain

 さらに汁物も登場。出汁が強めのあら汁で結構身もしっかりついてました。ただ希望をいうならもう少し量が欲しかったです。

 さて、メニューを見てもらったら分かると思いますが、特上寿司に上記のようなメニューは記載されていません。そのときにいわれましたが、これサービスだそうです。うん、ネタが分厚くサービス精神旺盛というのは聞いてましたが、ここにもサービス精神が現れるとは思いませんでした。サービスなので出てくるかどうかもわかりませんし、特上寿司を頼んだので出てきた可能性もあります。そしてサービスなので何が出てくるかもわかりません。最近のお店で常連じゃないのに「これサービスね」は珍しいですね。前に凡の風でサービス出してもらったことあるくらいかなあ

 f:id:akitose:20210203223053j:plain

 そしてメインの特上寿司がこちら。これもサービスで2貫増えています。ネタの種類はトロ・タイ・ヒラメ・アナゴ・アワビ・イクラとなっています。

f:id:akitose:20210203223318j:plain

 そしてネタの厚みがこちら。ほんと厚いわこれ、1~2センチあるぞ。まずはアナゴを一口。タレはあまりついていないようですが、アナゴ自体の味があるので満足。煮てあるため柔らかいです・・ですが、一口でいけるなと放りこみましたが、柔らかい煮アナゴでも30~40回噛んでます。うわさに聞いていた以上のボリュームと存在感にびっくりしながら食べてます。

f:id:akitose:20210203223410j:plain

 次に大トロを、こちらもすさまじい厚みを誇っています。ネタの重さがシャリの倍といわれても疑わないくらいに厚い。脂がのってとろっとしてました。ちなみにシャリは丸くしてあり、ネタは長く厚く切ってあるためシャリを包むように握られています。

 f:id:akitose:20210203223542j:plain

 ひらめはコリコリ・・・といいたいところですが、厚みがすごすぎてコリコリじゃなくゴリゴリです。この食感は真茂寿司でしか味わえないのでしょうが、歯が弱い人は食べるの大変だぞこれ。

 

 この厚みのいい点と悪い点としては、トロやアナゴといった柔らかいネタは噛み切れるので食べやすく、また半分食べても普通の寿司の1巻分のネタを食べたくらいの広がり方です。そのため生魚が好きならめいっぱい味わえるのがおすすめです。一方でヒラメやタイといった白身魚だと弾力が強く噛み切れないので、どうしても一口で食べざるをえないので食べるのが大変です。

 そしてネタの割合が非常に多いので、生魚の風味が続くためか終盤になってくると魚くどさが目立ってきます。口直しできるメニューがないのもその原因となっています。寿司単体で食べるよりも、日本酒と一緒に食べたり複数で来て天ぷらなどの一品料理と一緒に食べるとおいしく食べれるかなと思います。その点から家族連れである程度量を頼むのがおすすめ。

 

 とにかくどのネタも分厚い。そしてでかい。ネタの質としては2500円(税抜き)といわれるとうーんとなるかたもいると思いますが、そのボリュームが魅力です。