唐津のお店を食べ歩き、持ち帰り。

唐津にある飲食店、テイクアウトのお店で食べたものをレビューするそんなブログ

唐津で珍しい創作系ラーメン  り庵の白醤油ラーメン(620円)と細切れチャーシュー丼(380円)

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店名:り庵

住所:佐賀県唐津市鏡4590

番号:0955-58-9348

時間:11:00~14:00 17:00~20:00

定休:木曜

駐車:6台

 

 

 

 【店舗の紹介】

 イオンやエディオンといった店が並ぶ鏡ー浜崎通りの道の裏にあるお店。かがみ動物病院があるところの道か鏡神社の入り口がある道のどちらかからいけば道沿いにあるものの、初見だと迷う可能性が高いです。また駐車場も縦列駐車が4台。さらに店に直結して少し道路にはみ出るように停めないといけないのが2台と車も停めにくいため、前から気になっていたものの寄ることができませんでした。

 しかし今回は駐車場が空いていたのでついに入店。店内はカウンターが2つに分かれており、それぞれで5人程が座れ、さらにテーブル席が二つあります。

 

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 メニューは塩・醤油・白醤油・煮干しラーメンがメインとなります。さらにタンタンメン・台湾ラーメンがあり、期間限定で別に変わり種ラーメンがあります。自分の時はレモンラーメンというものがありました。麺もストレートとちぢれ麺かを選べ、替え玉・大盛は140円となっています。

 サイドメニューは刻みチャーシュー丼・そぼろ丼・とろ肉丼というものもありました。丼はプチ・普通・大盛の3種類があるので、自分の食べれる量で選べます。さらに珍しいものとして味変メニューとして煮干し粉や辛みそなんてものもあります。唐津では珍しい創作系ラーメンが売りとなっています。

 

 

【料理の紹介】

 煮干しも気になったものの、今回白醤油ラーメンにチャーシュー丼の普通盛りを注文。厨房からあのフランス料理とかで使われるきめ細かい泡を作るときに使う泡だて器の音がします。ラーメンで聞く音じゃないぞ。どんな感じなんだこれ

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 注文した5分程度で到着。おお、本当に白い。そして見事に細かい泡の層ができている。泡だて器はこれを作ってたんですね。

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 まずはスープから。白醤油とはどんなものか気になっていましたが、飲んでみるとこれが複雑な風味をもっていました。まず口にいれた瞬間に豚骨のような動物系の強い香りが広がります。しかしすぐに醤油ながらパンチのあるうま味が広がります。醤油系ときくとあっさりした風味を想像していましたが、なかなかにしっかりとした強さと風味が癖になります。泡立っているところは口当たりが若干マイルドになっているのも面白かったです。

 麺はちぢれをチョイスしていました。麺自体は卵麺でコシは普通。絡みやすい分すすりにくいのでゆっくり食べます。具材もチャーシューにきくらげ、そして赤玉ねぎという珍しいラインナップ。赤玉ねぎは苦みが口の中をリセットしてくれます。生野菜の苦みをこんな風に活かすのかと感心しました。チャーシューも柔らかくてほろほろ崩れてうまうま。このラーメンは癖になる。なぜあまり話題にならぬ。

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 次はチャーシュー丼。甘辛系たっぷりのを想像していましたが、見た目はあっさり系?ご飯にもあまりタレはかかっておらず食べてみると思いのほかあっさりしています。チャーシュー自体も濃い味付けはされていないので、よくラーメン屋である甘辛チャーシュー丼を想像すると物足りないかもしれません。味変用にマヨネーズを渡されますが、この濃さならマヨネーズが勝っちゃうからかける必要ないかなあ・・・ 

 これが濃い味の豚骨ラーメンとのセットならこれでもよさそうですが、ここは醤油と塩で濃い味ガツン系ではないので、これだと味が物足らなかったです。

 

 豚骨だと最近は飲み干すのがつらくなってきていましたが、このラーメンスープは飲み干せます。あっさりとか優しい味とかではないのですが、飽きないんです。今度は煮干しラーメン食べてみたいな。